美の女神である『Venus(ヴィーナス)』をイタリア語で『Venere』という事から名付けられました。
※Sonus faber(ソナス・ファベール) Venere3.0 Wood仕上げ
今回展示導入した『Venere3.0』は、シリーズ最上位モデル。
3ウェイ4スピーカーのトールボーイ型モデルです。
2基のウーハーは、それぞれ220Hz、180Hzというクロスオーバーのスタガー接続となっています。
(最低域のみダブル・ウーハーとして働きます)
Sonus faberの製品らしく、エンクロージャーの素材は『オーガニック・マテリアル』を使用。
スピーカーのベースと、天板は強化ガラス製です。
エンクロージャーは、最上位モデルである『AIDA(アイーダ)』で採用された、
竪琴からヒントを得た『ライラ・シェイプ』を採用しています。
平行面を無くす事で、内部定在波を抑えるとともに、音の回析を抑える事にも成功。
歪感の少ない音に交換しています。
また、エンクロージャーはベースプレートとアルミ製スパイクにより、
Sonus faberの伝統でもある後方傾斜となっています。
これにより、ユニット間のタイムアライメントをそろえています。
と、Sonus faberのスピーカーは、工芸品的な仕上げが特徴とされていますが、
実はかなり理尽くめで設計されているのです。
近年の製品は、その特性の良さや設計理論の確かさが、
音にも表れる様な物が多くなってきています。
また、Sonus faberの製品としてはめずらしくバイ・ワイヤリング対応のターミナルを採用しています。
この『Venere3.0』の魅力はボーカルと豊かな低域。
量感はたっぷりなのですが、中域に被ることが無く、見通しの良さも魅力です。
また、サイズ的にもリビングにぴったりではないでしょうか。
仕上げは3種類。
ブラックとホワイトのピアノ仕上げが2種類と、ウォルナット突板仕上げとなっています。
特にウォルナット仕上げは木目も美しくおすすめです。
サランネットは、マグネット装着式です。
フロントバッフルの小さなくぼみに、マグネットがはまる様になっており、
簡単にはずれたり、落ちたりしないようになっているのもうれしい配慮です。
Venereシリーズは、トールボーイ2機種、ブックシェルフ2機種。
さらにセンタースピーカーと壁取付けが可能な『Wall』の、計6機種展開。
ステレオ再生からホームシアターまで、あらゆる場面で活躍できるラインナップとなっています。
Sonus faber(ソナス・ファベール) Venere3.0 基本スペック
定価604,800円(ペア/税込・560,000円/税別) : ピアノ仕上げ(ブラック・ホワイト)
定価669,600円(ペア/税込・620,000円/税別) : ウォルナット突板仕上げ 展示色はこちら
形式 : 3ウェイ・バスレフ・フロアースタンディング型
搭載ユニット
・ツィーター : 29mmシルクソフトドーム
・ミッドレンジ : 1*150mmコーン型
・ウーハー : 2*180mmコーン型
クロスオーバー : 180Hz/220Hz/2,300Hz
周波数特性 : 38Hz~25,000Hz
能率 : 90dB/W/1m
インピーダンス : 6Ω
サイズ : H1,157mm*W340mm*D438mm
重量 : 21.3kg(1本)
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