YAMAHA(ヤマハ)の新製品プリメインアンプ『A-S2100』とSACDプレーヤー『CD-S2100』が、
日本でも正式発表されました。
発売は、6月下旬予定となっています。
まずはSACDプレーヤー『CD-S2100』。
※YAMAHA CD-S2100 SACDプレーヤー
ピアノ仕上げのサイドパネルも含め、上位モデル『CD-S3000』の雰囲気を継承。
※YAMAHA CD-S2100 内部
内部は前作CD-S2000のシャーシを流用しつつ、うまくCD-S3000のエッセンスを取り込んでいます。
デジタル系、アナログ系を左右に分けて配置。電源トランスから独立させています。
トランスからの配線も3000と同様にしっかりネジ固定。
メカは、2mm厚のスチール製アンカープレートを介してマウント。
アルミダイキャスト製の高質量トレーなどは、CD-S3000から継承されています。
D/AコンバーターチップはCD-S3000に採用された、
『ES9018』の弟チップ『ES9016』を使用していますが、
回路構成及び、アナログ出力回路の基本はそのまま継承されています。
(D/Aチップ出力以降はフルバランス構成)
※CD-S2100 D/Aコンバーター&アナログセクション
PLL回路のバンド幅を7段階で変更する機能も、もちろん搭載されています。
USB-DAC機能はそのまま搭載。
USBデバイスコントローラー『SSP2』も、もちろん採用。
PCM系は最大192kHz/24bit、DSD系も最大5.6MHzに対応しています。
定価250,000円ながら、
内容を考えると『ハイ・コストパフォーマンス』と言う言葉がぴったりな製品です。
『A-S2100』も3000シリーズのエッセンスを継承。
※YAMAHA A-S2100 プリメインアンプ
3000シリーズで好評のアナログ・レベルメーターを搭載。
フロントパネルにアクセントを加えています。
回路も全段フルバランス伝送&ディスクリート構成を継承。
CD-S2100と組み合わせる事で、全回路がグラウンドからフローティングされます。
RCA入力された信号も入力段で、バランス変換されます。
※A-S2100 プリ基板&バランス回路の概念図
ボリューム素子にはA-S3000で採用された、
新日本無線(株)社製の高精度ラダー抵抗型電子ボリューム素子を搭載。
※YAMAHA A-S2100 内部
A-S3000で採用された『MOS-FET出力素子』を採用した、
フローティング&バランスパワーアンプ・ブロックを左右に配置。
中央に電源部を配置しています。
A-S3000でも好評のPHONO回路も継承。
※A-S2100 MM/MC対応PHONO回路
YAMAHA伝統のMCヘッドアンプを搭載。
基本回路はA-S3000と同じで、レコード再生をお考えの方には魅力的な内容です。
こちらも3000シリーズに、かなり近づく内容を持っています。
サウンドに関してYAMAHAは、
『3000シリーズの2番手ではなく、ダイナミックでエモーショナルな新しい価値をもったサウンド』
を具現化したとアナウンスしています。
発売が楽しみな製品がまた1つ発表されました。
YAMAHA CD-S2100 SACDプレーヤー 基本スペック
定価250,000円(税別)
対応ディスク : CD、SACD、CD-R/CD-RW(MP3、WMA再生可能)
アナログ出力 : RCA、XLR各1系統
デジタル入力
・光、同軸各1系統
・USB-B端子1系統(PCM最大192kHz/24bit、DSD最大5.6MHz)
デジタル出力 : 光、同軸各1系統
サイズ : W435mm*H137mm*D438mm
重量 : 15.6kg
メーカー保証3年
YAMAHA A-S2100 プリメインアンプ 基本スペック
定価250,000円(税込)
定格出力 : 90w+90w(8Ω)、150w+150w(4Ω)
ダンピングファクター : 250以上
入力端子 : XLR1系統、RCA4系統、PHONO(MM/MC対応)1系統、メインIN1系統
出力端子 : 録音出力1系統、プリOUT1系統
サイズ : W435mm*H157mm*D463mm
重量 : 23.4kg
メーカー保証5年
3000シリーズと同様の長期メーカー保証が付きます。
この辺りも、プレミアム・シリーズに相応しいと言えるでしょう。
どちらも、発売は6月下旬予定となっています。
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