もう1つ期間限定でデモ機をお貸出し頂きました。
お貸出し頂いたのは、USB-DAC機能と高精度なボリューム回路&出力回路を搭載した、
SACDプレーヤー『TAD-D1000MK2』です。
※TAD TAD-D1000MK2 USB-DAC機能搭載SACDプレーヤー
『TAD-D1000MK2』の魅力は、見かけのスペックを追わず、
究極の精度と、動作時の特性の向上による聴感上S/Nを追求している点と言えるかもしれません。
そう言った面は、D/Aコンバーターのチップに敢えて、
バーブラウンの『PCM1794A』を使用している点からもうかがわれるのではないでしょうか。
まずTADがこだわったのが、全ての基準となるクロック。
クロックには精度とともに低ジッターである事が求められていますが、
TADはさらにクロックの波形形状に関してもメスを入れました。
クロックとして供給される信号は、下の図の様な、
『短形波』と呼ばれる形状(櫛の様な形)のアナログ波形です。
※短形波のイメージ
皆さんが『デジタル』と言う言葉で思い浮かべる、ON、OFFが連続するイメージの波形です。
この形は理想形で実際には、急激に波形が上がったり、下がったりするところに、
大きな乱れが発生しており、角が丸い場合や、尖った形で現れるオーバーシュートなどにより、
クロックを受けるタイミングが大きくずれてしまいます。
※図の『周期』が綺麗に一定の場合をジッターが少ないという言葉で表します。
この波形が如何に理想形に近いかを表す値が、
C/N(搬送波対雑音比)と呼ばれる値で、『TAD-D1000MK2』のクロックは、
このC/Nを高める事で聴感上のS/N比の向上を目指しています。
※TAD-D1000MK2に搭載される超高C/N比マスタークロックUPCGのC/N比
この様なこだわりを活かすべく、アナログ部とデジタル部に、
それぞれ独立したトロイダル型トランスを搭載。
電流出力のDACチップ『PCM1794A』からの出力は、
高スルーレートかつ低ノイズのディスクリートI/V変換回路を通して出力されます。
メカニズムも長年多くの工学系メカを開発してきた会社らしく、
低騒音、低ノイズの『ブラシレスDCサーボモーター』をはじめ、
外部振動の影響を最小限に抑えるローディングメカや、
アルミ削り出しのディスクトレーなどが採用された高品位なメカが搭載されています。
このメカを8mm厚のアルミニウム製シャーシに強固に固定。
新たに開発した、先端が球状のクロモリ鋼スパイクが内蔵されたインシュレーターを用い、
更なる振動に対するアイソレーション性能が高められています。
※このインシュレーターは『S-TAD』という製品名で単体発売もされています。
USB入力を初め豊富なデジタル入力を持つと共に、
ボリューム機能も搭載されているので、デジタル・プリアンプとしても使用可能です。
分解能のたいへん高い高解像度サウンドと、
実在感のあるエネルギー表現が魅力のSACDプレーヤーです。
値上がり前に、ぜひ今一度そのサウンドをご確認ください。
3月26日(月)までの期間限定でお聴き頂けます。
また同社のブックシェルフ型スピーカー『TAD-ME1』も、26日(月)までお聴き頂けます。
https://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2018/03/tadtad-me1micro-evolution-one.html
こちらの展示色はチタニウムシルバーですが、
3月18日(日)までは、ピアノブラック仕上げもご覧頂けます。
TAD TAD-D1000MK2 USB-DAC機能搭載SACDプレーヤー
定価1,600,000円(税別) 4月1日より価格改定で1,760,000円(税別)となります。
アナログ出力 : RCA端子、XLR端子*各1系統
デジタル入力
・AES/EBU(XLR端子)*1系統 : 44.1kHz~192kHz
・同軸(RCA端子)*2系統 : 44.1kHz~192kHz
・光*1系統 : 44.1kHz~96kHz
・USB-B端子*1系統 : DSD系・最大5.6MHz、PCM系・最大384kHz/32bit
デジタル出力 : 同軸、AES/EBU(XLR端子)*各1系統
サイズ : W440mm*H150mm*D406mm(端子等含む)
重量 : 18.5kg
TADに関しましては『TAD-ME1』以外の製品が、4月1日より価格改定となります。、
15%~20%ほどの値上げとなりますので、お早めにお声がけください。
新価格は、TADのHPでご確認ください。
http://tad-labs.com/jp/support/info/180208.php
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