FOSTEX(フォステクス)は前年より広くなった会場で、新製品2機種の発表。
エントリーモデルながら、FOSTEXがコンシュマー向けには採用していなかった、
16cmウーハーを初めて搭載した『GR160』のお披露目。
※FOSTEX(フォステクス) GR160 ブックシェルフ型スピーカー
予価69,000円(ペア/税別)ながら、純マグネシウム・ツィーターを搭載。
ツィーターの破損を防ぐため、保護用の金属製メッシュが取り付けられています。
ウーハーはHR形状の2層抄紙振動板を採用。
このウーハーは、まず長い紙の繊維を漉き、
さらにその上に短い複数の繊維を混ぜた層を漉くという、
手間のかかる方法を採っています。
エッジの形状も、振動板の前後への振幅が同じになる様に開発された、
上位モデルと同様のものが採用されています。
設置場所での音質変化を出来るだけ抑えるべく、バスレフポートはエンクロージャー底面に。
設置用ベースからインシュレーターを介して設置。
その隙間から、バスレフポートからの低域が放出される様になっています。
インシュレーターの形状は発売までに変更される可能性もあるそうです。
今までのFOSTEX製品とは違い、量感を感じる低域が新しい魅力と言えます。
高域の伸びは従来通り。
手頃なプリメインアンプで鳴らしても、低域の量感をスピーカーがプラスしてくれそうです。
FOSTEX(フォステクス) GR160 ブックシェルフ型スピーカー
予価34,500円(1台/税別)
形式 : 2Wayバスレフ型
能率 : 85dB/W/1m
周波数帯域 : 50Hz~35kHz(-10dB)
クロスオーバー : 2kHz
使用ユニット
・高域 : 20mmリッジドーム形状純マグネシウムツィーター(純度99.9%)
・低域 : 160mmHR形状2層抄紙振動板ウーハー
インピーダンス : 8Ω
サイズ : W228mm*H390mm*D272mm(サランネット含む)
重量 : 約8.6kg
12月13日(土)『GR160』展示開始しました↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/12/fostexgr160.html
もう一つは開発中のトールボーイ型『G1003MG』。
小型高性能スピーカーの代表『GX100 Limited』をベースにした、
トールボーイ型スピーカーです。
『GX100 Limited』はエンクロージャーの容積とデザインの関係で、
『GXシリーズ』のエンクロージャー・デザインを採用しましたが、
内容的には上位モデルである『G1300MG』の小型版。
デザインさえ違えば、『G1000』という名前で発売されても良かった製品です。
そこで、ツィーター、スコーカー、ウーハー全てに純マグネシウムを採用した事もあり、
『G1003MG』というモデルナンバーを付けたとの事です。
仮に『GX102』の様なダブルウーハーの製品を作る事があれば、
『G1002MG』となるであろうとの事です。
『G1003MG』のエンクロージャーの仕上げは、『G1300MG』や『G2000a』と同等。
価格は現段階では未定ですが、
ペアで『G2000a』1本分(定価680,000円/1本/税別)程度を目標にしているそうです。
10月7日・FOSTEX本社を訪問しました↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/search/label/B%26W
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