合わせて、LUXMAN(ラックスマン)の真空管プリアンプ『CL-38』、
真空管モノラル・パワーアンプ『MA-88』のオーバーホールも行わせて頂きました。
お客様とは、かれこれ9年程のお付き合いとなります。
オーディオスクェア藤沢店がオープンしてしばらく経った頃、レコードプレーヤーのご相談を頂き、
日本に久々に上陸した、イギリス・Michell Engineering(ミッチェル・エンジニアリング)の、
ベルトドライブ式レコードプレーヤー『Gyro-Dec』を納品させて頂きました。
たしか、東志(株)が輸入販売した、日本での1号機だったはずです。
導入されたばかりで、弊社の担当営業さんしか組み上げられる方がおらず、
組立の勉強を兼ねて一緒にお伺いしたのは懐かしい思い出です。
※TANNOY Turnberry/GR LE 全世界150ペア限定生産モデル
今回は長らく使用してきた、
LUXMANの真空管アンプを中心としたシステムの調子が悪くなり、ご相談を受けました。
残念ながらCDプレーヤーは、メカの入手が不可能な為修理が不可能。
後継モデルともいえる、SACDプレーヤー『D-06u』を新たに導入して頂きました。
SACDプレーヤー『D-06u』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/06/luxmansacdd-06u620.html
セパレートの真空管アンプはオーバーホールへ。
パワーアンプ『MQ-88』は、全真空管を交換。
プリアンプは計測の結果、真空管の劣化は認められず、
ハンダ等の基板の修理修正を行って頂きました。
それらの作業に並行して、新たなスピーカーの導入へ。
GOODMANS(グッドマン)を長く使われていた事もあり、新しい製品でありながら、
ヴィンテージ感のあるスピーカー、TANNOYの『PRESTIGEシリーズ』が候補に挙がりました。
ちょうど、全世界限定150セットの、アルニコマグネットを採用した、
10インチ・デュアル・コンセントリックユニットを搭載した、
『Turnberry/GR LE』が国内導入されているタイミングでもあり、
よりTANNOYらしい製品として導入決定となりました。
TANNOY『Turnberry/GR LE』のご紹介はこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/07/tannoyturnberrygr-le.html
アナログレコードからCDまで、お部屋の中には多くのソフトが用意されています。
音楽ジャンルも、JAZZを中心に幅広いお客様が、
ストレスなく音楽を楽しんでいただけるシステムになったと思います。
設置後、『Turnberry』のフロントにある、
アッテネーターを切り替えて調整、変化を確認して頂きました。
まだ鳴らし始めたばかりですから、少々中高域に張りがあります。
数か月鳴らして頂ければ、-1.5dB高域を絞った時の様な穏やかさを持ちながら、
ディテール描写の劣化が無いサウンドへと進化していくものと思われます。
▽△
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