時が経つのは早いもので、株式会社アクロジャパンが設立されて10年となります。
その節目の年に、インターコネクトケーブルの集大成、
7N-DA2090 SPECIALE(スペチアーレ)
シリーズを発売します!
いつものようにRCAとXLRの両方をラインナップしていますので、ご自身のシステムに合わせて選べます。
また、XLRタイプはAES/EBU規格対応のデジタルケーブルとしてもご利用頂けます(特注対応)ので、PCオーディオ等に使えばトランスポートからアンプまでを同一のケーブルで統一できるのも大きな魅力です。
さて、中身を細かく見てみましょう。
中心導体には0.26φの7N Cu D.U.C.C. Stressfreeを19本撚ったものを2本使用し、絶縁体に高分子ポリオレフィン系樹脂を採用しました。
導体には電磁波吸収非磁性体糸とシルク糸を沿わせることで、極小レベルの帯電とノイズも抑える構成としています。
内シースはタングステンとアモルファスをあわせたハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂を採用。
”Stressfree”という単語を見ると、アクロだなぁと実感できますね。
シールドは銅箔テープ+7N導線編組+ノイズビートテープに加えて、UEW編組という素材を新たに採用。
この素材はこのために新規開発し特注生産されたものだそう。
マルチレイヤーポリウレタンコートを施して、高いダンプ効果を確保しています。
そして、外シースには耐UVポリウレタンを使用しています。
RCAコネクターの特徴ですが、センターコンタクトにはベリリウム銅50を、コールド側はリン青銅を採用。
メッキは1.5μの銀メッキと、0.3μのロジウムメッキを組み合わせて使用。
更にRCAコネクターとケーブルの付け根部分にある小さなパーツにも、振動減衰特性に優れるとされるジュラルミン無垢材を削り出して使用するこだわりよう。
ボディはアルミニウム合金+カーボンファブリック+ジュラルミンで構成しました。
XLRコネクターは、オス側とメス側で特性に合わせて変化をつけました。
オス側にはテルル銅、メス側にはベリリウム銅50を採用し、ダイレクトロジウムメッキで仕上げました。
ボディはアルミニウム合金+真鍮+カーボンファブリックで構成しています。
細かく見て行けば行くほど、細やかな部分にまで随所に10年間のノウハウが投入されている事を改めて実感できます。
機材の入れ替えがなかなか難しい方は、ぜひご検討頂いてはいかがでしょうか。
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