高級ブランドのイメージが強い、英国のTANNOY（タンノイ）から、
大変手頃なスピーカーが紹介されました。
名前は『Mercury（マーキュリー） mシリーズ』。
13cmウーハーの2Wayブックシェルフで、スタート29,000円（ペア/税別）からと言う、
国産ブランドが真っ青になる様な、低価格帯のスピーカーでした。
何の変哲もないコンパクトなスピーカーでしたが、
ストレス感の無いスムーズで豊かな音色により、一躍ヒットモデルとなりました。
今、私たちが手頃な海外ブランドスピーカーを手に入れられるようになったのは、
この『Mercury mシリーズ』のヒットのおかげ、と言っても良いと思います。
そんなMercuryシリーズの最新モデルが『Mercury Viシリーズ』です。
※TANNOY Mercury V1i 2Wayスピーカー
本格的に日本に紹介されて以来、初めてアルミニウム製のハードドームツィーターを搭載。
（マグネシウムを配合した、アルミ合金製。マグネットにはネオジウムを採用。）
歴代モデルに比べ、少しキレのある方向になりましたが、充実した中域は健在。
ボーカルものを中心に、幅広い音楽を豊かに聞かせてくれます。
前作Vシリーズの18mm厚MDFフロントバッフル。
銀コートOFC内部配線等は、もちろん継続して採用されています。
ネットワークレシーバーの人気モデル、
ONKYOのCR-N755や、marantzのMC-R610と組み合わせてみたり、
また、DENONのPMA-390RE&DCD-755REの様な、
エントリーラインのアンプ、CDプレーヤーと組み合わせて、
ベーシックなシステムを組むのも良いのではないでしょうか。
よりスケール感のある表現を狙うなら、
フロアースタンディングのMercury V4i（定価115,500円/ペア/税込）を選ぶのもありだと思います。
TANNOY Mercury V1i スピーカー 基本スペック
定価40,950円（ペア/税込）
形式 ： ２Wayバスレフ型
ユニット ウーハー ： 130mmマルチファイバーペーパーコーン
ツィーター ： 25mmアルミニウムドーム
能率 ： 86dB（2.83V/1m）
インピーダンス ： 8Ω
クロスオーバー ： 3.2kHz
サイズ ： W170mm*H300mm*D255mm
重量 ： 4.5kg（1台）
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