今回は、高級機ではなく、身近な製品を中心に展示していました。
メインはJBLの新製品『STUDIO 2』シリーズの初お披露目。
※JBL STUDIO2 SERIES スピーカー
左からSTUDIO290、230、220、サラウンド用のSTUDIO210。
手前がセンタースピーカーのSTUDIO225C。
STUDIO290は、200mmダブルウーハー。定価136,000円(ペア/税別)。
STUDIO230は165mmウーハー。定価44,000円(ペア/税別)。
STUDIO220は100mmウーハー。定価32,000円(ペア/税別)。
STUDIO210は100mmウーハーの壁掛け用。
背面にフック受け金具が付いています。34,000円(ペア/税別)。
センタースピーカーのSTUDIO225Cは100mmダブルウーハー。定価28,000円(1台/税別)。
おそらく、販売のメインとなるのは、165mmダブルウーハーのSTUDIO280。
※JBL STUDIO280(左) & REVEL F206(右)
定価は112,000円(ペア/税別)。デモもこのモデルを中心に。
STUDIO500シリーズの弟シリーズという事もあり、
尖がったところのない、ゆったりサウンドが魅力的。
STUDIO280と並べてデモされていたのが、
REVELの『PERFORMA3』シリーズの中核モデル『F206』。
この夏登場した新製品ですが、なかなか聞く機会の無いブランドです。
今回のショウで、もしかしたらこれが一番のめっけものだったかも知れません。
REVELは1996年に設立されたばかりの新しいブランド。
西海岸、ウェストコーストサウンドの代表JBLとは対極と言える、
ヨーロッパ的な陰影表現に優れたスピーカーを送り出すブランドです。
現代のMark Levinsonがスピーカーを作ったら、こうなるだろうと言った音です。
ここ数年、新たなモデルの輸入が止まっていましたが、
同社のエントリーシリーズから再導入していくとの事です。
(米国等では、すでに高級ブランドとして高い評価を受けています)
ユニットはグループ内のJBLのラインを使用して製造。
ユニットはすべて、アルミニウミ・ダイアフラムを使用しています。
また、エンクロージャーの生産をインドネシアで行う事でコストカットしています。
特殊プレス加工成型による、馬蹄型の美しいカーブを描くエンクロージャーは、
仕上げの美しさも、価格を聞くとにわかに信じられないレベルです。
REVEL F206 スピーカー 基本スペック
定価420,000円(ペア/税別)
形式 : 3way4スピーカー/バスレフ型
ウーハー : 165mm*2
ミッドレンジ : 130mm
ツィーター : 25mm
周波数特性 : 34Hz~40kHz
インピーダンス : 8Ω
能率 : 88dB(2.83V/1m)
クロスオーバー : 275Hz/2.15kHz
サイズ : W249mm*H1,051mm*D347mm
重量 : 26.4kg
仕上げ : ピアノ・ブラック/ホワイト・ピアノ/ウォルナット突板ハイグロス仕上げ
シリーズのその他の製品はハーマン・インターナショナルのHPをご覧ください。
http://www.harman-japan.co.jp/revel/hifi/f206/
デモもAccuphaseのプリメインアンプで行っていました。
30~50万クラスのプリメインアンプと組み合わせるスピーカーをお探しであれば、
聴いてみる価値は十二分にあると思います。
同室では、harman/kardon(ハーマン/カードン)の、
新型Bluetoothスピーカーや、発売予定のTV用バースピーカーの展示&デモも。
※harman/kardon TV用バースピーカー
※harman/kardon バースピーカーSW部
予価10万のバースピーカー。魅力は、なんといっても『薄い』サブウーハー。
全体的な質感も高く、この手をお考えであればぜひ候補に。
その他にもPC用のワイヤレス・スピーカーNOVA。
この頃、製品数が増えているBluetoothポータブル・ワイヤレス・スピーカーESQUIRE等、
年内発売予定の製品も展示されていました。
11月のインターナショナル・オーディオ・ショウでは、
REVELの製品に注目してみてください。
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