CD(SACD)プレーヤーの『DCD-1650シリーズ』と、
20年続くプリメインアンプの『PMA-2000シリーズ』が、ついにフルモデルチェンジ。
新たに『2500シリーズ』へと移行する事になりました。
モデル名は、SACDプレーヤーが『DCD-2500NE』、
プリメインアンプが『PMA-2500NE』となります。
今回のモデルチェンジで、両機ともにコンセプトも含め、大幅な変更がされる事になりました。
またDENONとしてはクラス初の、
ネットワークプレーヤー『DNP-2500NE』もラインナップに加わります。
まずは、SACDプレーヤーの『DCD-2500NE』。
※DENON DCD-2500NE SACDプレーヤー
一番の驚きは、USB入力も含めデジタル系の外部入力が、省略された事です。
先ほど発売された上位モデル『DCD-SX11』が、USB-DAC機能を設けていたのとは、
まったく逆の方向に進む事になりました。
潔く、フロントパネルに当たり前に付くようになっている、USB-A端子すら省略されました。
『DCD-2500NE』は、ディスク再生に特化したモデルとなります。
この背景には、プリメインアンプ『PMA-2500NE』にUSB-DAC機能が搭載された事があります。
『PMA-2500NE』は、DENON初のUSB-DAC搭載のフルサイズアンプとなります。
※DENON PMA-2500NE USB-DAC機能搭載プリメインアンプ
『PMA-2500NE』に搭載されるUSB-DACは、
DSD系11.2MHz、PCM系384kHz/32bit入力に対応しています。
もちろんPCM系の信号は、『Advanced AL32 Processing Plus』によるビット拡張が行われます。
また、PCから流入する高周波ノイズを排除する、デジタルアイソレーターも搭載されています。
SACDプレーヤー『DCD-2500NE』は、USB-DAC機能は省略されましたが、
上位モデルの『DCD-SX11』のドライブメカをそのまま搭載。
DSDデータディスク(2.8MHz、5.6MHz)をはじめ、
最大192kHz/24bitまでの音楽ファイル(FLAC、WAV、AIFF)を記録した、
DVD-R系のデータディスクを再生できます。
もちろん、『Advanced AL32 Processing Plus』も搭載されています。
『PMA-2500NE』は、USB-DAC搭載以外にも、アンプ部に大幅に手が入れ得られました。
従来のフラットアンプ+パワーアンプの2段構成から、
ハイゲインパワーアンプの1段構成へ変更し、信号経路を大幅にシンプル化。
パワーアンプの出力段の保護回路の見直し、
パワートランジスターの温度をリアルタイムにモニターする方式としました。
それに合わせ、ドライバー段のトランジスターの電流容量を1.5Aから2Aへと強化。
さらに、銅プレートにパワーンプのUHC-MOSなどと同じく熱結合する事で、
アイドリング電流の安定度をアップさせています。
それらの結果『PMA-2500NE』では、
アンプの瞬時電流供給能力が、従来の2倍以上の110Aへと大幅にアップ。
この数値は、一昔前の最上位モデル『PMA-SX』に匹敵する値です。
スピーカーの駆動力を表す、一つの指標でもあるダンピングファクターは、
クラスとしてだけで無く、プリメインアンプとしても驚異的な、700以上を実現したそうです。
USB-DAC用には専用のトランスを搭載。
デジタル入力を使用しない場合は、トランスへの給電を断つ『アナログモード』も搭載。
もちろんFLディスプレイの表示も消す事が可能です。
そして、皆さんが待っていた、
DENON初の本格的ネットワークプレーヤー『DNP-2500NE』も、ラインナップに加わります。
※DENON DNP-2500NE USB-DAC機能搭載ネットワークプレーヤー
DENONは国内ブランドとしては、積極的にネットワークプレーヤーをラインナップしてきましたが、
それらは、エントリーモデルが中心でした。
今回の『DNP-2500NE』は、『DCD-2500NE』のトランスポート部の代わりに、
ネットワークプレーヤー機能を搭載したと言える内容の製品です。
もちろん、『Advanced AL32 Processing Plus』も搭載されています。
ネットワークプレーヤー機能としては、
DSD系は最大5.6MHz、PCM系は最大192kHz/24bitに対応しています。
DSD、WAV、FLAC、AIFF、ALACファイルのギャップレス再生にも対応。
ファイル再生以外も、AirPlay、インターネットラジオにも対応しています。
また、DSD・11.2MHz、PCM・384kHz/32bitに関しては、
ノイズアイソレーション回路を搭載した、USB-DAC機能を使用して対応しています。
話題の『DDFA回路』を採用した高性能な、
フルデジタル・プロセッシング・ヘッドフォンアンプも搭載しています。
ヘッドフォンアンプは、出力インピーダンスを切り替える事で、
ダンピングファクターを4段階に調整し、
緊張感のあるサウンド(High)から、ゆったりとしたサウンド(Low)を好みで選べます。
さらに、ヘッドフォンアンプとしてはめずらしい、トーンコントロールも可能になっています。
また『DNP-2500』を『2500シリーズ』のシステムに組み込むと、
『DENON Hi-Fi Remote』にて、『DCD-2500NE』、『PMA-2500NE』を操作できます。
DENON
DCD-2500NE SACDプレーヤー
定価180,000円(税別) 2月上旬発売開始予定
アナログ出力 : RCA*1系統
デジタル出力 : 同軸、光*各1系統(PCM 44.1~192kHz)
サイズ : W434mm*H138mm*D335mm
重量 : 13.7kg
PMA-2500NE USB-DAC機能搭載プリメインアンプ
定価230,000円(税別) 2月上旬発売開始予定
定格出力 : 80w+80w(8Ω)
アナログ入力
・RCA入力*4系統
・Phono入力(MM/MC対応)*1系統
・EXT.PRE入力(RCA)*1系統(0.9V/47kΩ/利得29dB)
アナログ出力 : 録音用出力(RCA)*1系統
デジタル入力
・USB-B入力*1系統 : DSD系最大11.2MHz、PCM系最大384kHz/32bit
・同軸入力*2系統 : 最大192kHz/24bit
・光入力*1系統 : 最大192kHz/24bit
サイズ : W434mm*H182mm*D431mm
重量 : 25.0kg
DNP-2500NE USB-DAC機能搭載ネットワークプレーヤー
定価200,000円(税別) 2月上旬発売開始予定
アナログ出力 : RCA*1系統
デジタル入力
・USB-A入力(フロント)*1系統 : DSD系最大5.6MHz、PCM系最大192kHz/24bit
・USB-B入力*1系統 : DSD系最大11.2MHz、PCM系最大384kHz/32bit
・同軸入力*2系統 : 最大192kHz/24bit
・光入力*1系統 : 最大192kHz/24bit
デジタル出力
・同軸、光*各1系統
ネットワークプレーヤー(LAN、Wi-Fi対応)対応ファイル
・DSD系 : DSF、DFF / 2.8、5.6MHz
・PCM系 : MP3、WMA、ACC、WAV、FLAC、ALAC、AIFF
WAV、FLAC、AIFFは最大192kHz/24bit
ALACは最大96kHz/24bit
ヘッドフォン出力
・定格出力 : 1.5w+1.5w(32Ω)、80mW+80mW(600Ω)
・トーンコントロール : BASS(100Hz)/±10dB、TREBLE(12kHz)/±10dB
サイズ
・W434mm*H138mm*D377mm(Wi-Fiアンテナを寝かせた場合)
・W434mm*H198mm*D377mm(Wi-Fiアンテナを立てた場合)
重量 : 11.7kg
ご予約受付開始しました。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
SACDプレーヤー『DCD-1650RE』と、プリメインアンプ『PMA-2000RE』の、
お買い得な展示品処分も開始しています↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/01/denonsacddcd-16520repma-2000re.html#uds-search-results
2月3日(水)、『PMA-2500NE』、『DCD-2500NE』の展示を開始しました。
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/02/denonpma-2500nesacddcd-2500ne.html
2月20日(土)、『DNP-2500NE』の展示を開始しました。
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2016/02/denondnp-2500ne.html
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