1972年に設立されてから40年以上、
いつの時代も高性能アンプブランドとして、世界的に高い評価を得ています。
主要マーケットが北米という事もあり、セパレートアンプがメインのラインナップですが、
1999年に初のプリメインアンプ『No.383』が発表されました。
上位のセパレートアンプのプリアンプ・『No.380L』と同様のボリュームコントロール回路を有する、
このプリメインアンプは、ヨーロッパを中心に、
セパレートアンプが必要ないと言うマーケットで高い評価を得て、ロングランを続けました。
2012年、Mark Levinsonは40周年を迎えるにあたり、
最上位のリファレンス・プリアンプ『No.52』のプロトタイプを発表する際に、
プリメインアンプとUSB-DAC、そしてディスクプレーヤーのデザインスタディを発表しました。
USB-DACは、どうもお蔵入りとなったようですが、
まずは、プリメインアンプ『No.585』が正式に発表されました。
ちなみにディスクプレーヤーは、今年(2016年)のCESで、
ネットワークプレーヤーの機能も追加された、多機能製品『No.519』として発表されました。
発売は、この夏からの予定の様です。
で、話は戻って『No.585』。
※Mark Levinson No.585 USB-DAC搭載プリメインアンプ
近年の北米マーケットの方程式にのっとり、USB-DAC機能が搭載されています。
搭載されるD/Aコンバーターは、北米ブランドで人気のESS社製。
USB入力時には、DSD系は最大5.6MHz、PCM系は最大192kHz/32bitに対応しています。
※Mark Levinson No.585 内部
アナログ入力部は、伝統にのっとり左右独立のデュアルモノ構成。
左右のチャンネルはミラーイメージで配置され、各回路の差を抑えるように設計されています。
もちろんボリュームは、抵抗器と電子スイッチを組み合わせた、
ステップアップ式アッテネーターを採用し、基板上に配置されています。
パワー部は左右同一回路を、電源部を挟んで配置。
フロント寄りに配置されるトロイダルトランスは900VAの大容量です。
出力は8Ω負荷時で200w。4Ω負荷時で350wの定格出力を誇ります。
また、2Ω負荷までの動作を保証しています。
Mark Levinson No.585 USB-DAC搭載プリメインアンプ
定価1,400,000円(税別)
定格出力 : 200w+200w(8Ω)、350w+350w(4Ω)
アナログ入力 : XLR*1系統、RCA*3系統
アナログ出力 : RCA*1系統(可変/固定切換可)
デジタル入力
・USB-B端子*1系統 : DSD系最大5.6MHz、PCM系最大192kHz/32bit
※DoP非対応
・AES/EBU*1系統、RCA、光*各2系統 : 最大192kHz/24bit対応
ダンピングファクター : 400以上
サイズ : W438mm*H193mm*D507mm(突起部含む)
重量 : 32.6kg
2月3日までお聴きいただけます。
また、1月30日(土)には、JBLの新製品『4367WX』と組み合わせて、試聴会を開催します。
詳細は、こちらのバナーを↓
JBL・スタジオモニターの新しいフラグシップ『4367WX』登場
開催日 : 1月30日(土)
開催時間 : 14:00~16:00 ※約2時間を予定しています。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店 試聴室
<使用機器>
JBL : 4367WX スピーカー NEW
Mark Levinson : No585 プリメインアンプ
ESOTERIC : K-01X SACDプレーヤー
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿