オーディオスクエアは、ノジマの高級オーディオショップです。 神奈川県に3店、千葉県に1店の計4店舗を展開中。 各店には、首都圏最大級の試聴ルームを完備しています。
2015年1月2日金曜日
2月11日(祝・水)に、新生Technics発売直前・試聴イベントを開催します。
昨年の9月に、復活が宣言されたTechnics(テクニクス)。
Technicsは松下電器(現・Panasonic)のHi-Fiオーディオブランドとして、
日本のオーディオを代表するブランドの1つでした。
それでは、Technicsの歴史を振り返ってみましょう。
1965年に、Technicsブランド初の製品である、スピーカーを発売。
1970年に、世界初のダイレクトドライブ式のターンテーブル『SP-10』を発表。
当初は民生機として発売されましたが、
その性能の高さから放送局に納品された、伝説の名機です。
1972年には、Technicsと言えば誰もが知っているレコードプレーヤー『SL-1200』が登場。
そして、高性能、高級機を数多く輩出し、日本のオーディオを牽引するようになりました。
1975年には、リスナーに音が届くタイミングを合わせると言う、
『リニアフェイズ理論』に基くスピーカー『Technics7(SB-7000)』を発表。
この理論は世界中のスピーカーメーカーに大きな影響を与えます。
この高性能スピーカーと、その発展型スピーカーを鳴らすため、
パワーアンプ『SE-A1』、プリアンプ『SU-A2』という、
トップエンドセパレートアンプの開発も行われました。
スピーカーの位相のコントロールは、その後のTechnicsのスピーカー開発の重要なキーワードに。
1986年には、同軸平面構造ユニットを搭載した『SB-RX50』、
1988年には、大型フラットパネルスピーカー『SB-AFP1000』など、先進的なスピーカーを開発。
1995年には、スピーカー自身の振動をキャンセルする事をコンセプトにし、
総重量160kg(1本)という、大型フロアー型スピーカー『SB-M10000』を開発。
この製品は、日本のスピーカーの歴史の中でも究極と言える、
超ワイドレンジスピーカー(20Hz~100kHz/-10dB)でもありました。
これらのスピーカーの開発にあわせ、1982年には初のCDプレーヤー『SL-P10』を発売。
1986年には、そのデザインも含め、多くのファンを生んだ、
トップローディング式CDプレーヤー『SL-P1200』が登場します。
1989年には、当時の最先端技術『1bit MASH』を搭載したD/Aコンバーター『SH-X1000』と、
ペアになるCDトランスポート『SL-Z1000』からなる、セパレートCDプレーヤーを発売。
1992年には、バッテリーで駆動する事で、
電源にまつわるノイズの影響から信号を守る、というコンセプトのプリアンプ『SU-C7000』と、
ペアとなるパワーアンプ『SE-A7000』を発表しました。
その他にも、ホームシアターのTHX規格開発、選定の中心メンバーになるなど、
Technicsは日本のみならず、世界のオーディオにおいて重要な役割を果たしてきたのです。
そして2010年に、レコードプレーヤー『SL-1200MK6』の生産完了に伴い、
Technicsブランドは、その歴史の幕を一先ず閉じる事になりました。
近年はPanasonicブランドで、ハイレゾ対応のシステムコンポを発売したりと、
もしかして・・・という動きを見せていましたが、
市場(特にヨーロッパ)からの高い要望もあり、復活という事になりました。
『ハイレゾ』という新しい音源が、
Panasonicの開発陣に強烈なインパクトを与えた事も影響しているでしょう。
今回登場する、新しい『Referenceシステム』と『Premiumシステム』に、
先に書いたTechnicsの歴史の中に登場する技術は、確実に継承されている点も見逃せません。
新しいスピーカーに採用された同軸ユニットは、『SB-RX50』に採用された技術の進化形です。
ツィーターには『SB-M10000』の技術が活かされています。
ネットワークプレーヤーなどのデジタル技術は、最高級のCDプレーヤーにさかのぼります。
もちろん、フルデジタルアンプの技術にもつながります。
ネットワークプレーヤーに搭載された『バーチャルバッテリー技術』は、
バッテリー駆動式のプリアンプから派生した技術です。
TechnicsのDNAを引き継いだ、新生Technicsの誕生です。
オーディオスクェアの全5店舗にて、
Technicsのお取り扱いが決定しました。
Technics発売直前・体験試聴会
開催日 : 2015年2月11日(祝・水)
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店試聴室
2月末発売の、Technicsの新製品をお聴きいただけるイベントです。
当日のデモ機等は、只今調整中です。
内容が決定次第、ブログ及び試聴会カレンダーに発表させて頂きます。
Technics専用ホームページはこちら↓
http://jp.technics.com/
また、Technicsの新製品のご購入をお考えの皆さんに、
事前登録キャンペーンがスタートしています。
詳しい内容はこちらのブログでご確認ください↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/12/technics.html
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