主要モデル『Classic SP-R2シリーズ』の値上げが正式に発表されました。
※Spendor Classic SP-R2シリーズ
Spendorは皆さんもご存知の通り、先日値上げが発表されたHarbeth(ハーベス)と並ぶ、
BBCモニターを起源とする『ブリティッシュ・サウンド』を継承する、正統派ブランドです。
Spendor(スペンドール)は、BBCのモニタースピーカー等を開発する、
音響技術局に在籍していたSpencer(スペンサー)氏が、1960年代初頭に設立しました。
ブランド名が、設立者のSpencer(スペンサー)氏と、奥様のDorothy(ドロシー)婦人の、
2人の名前から取られたと言うのも、有名な話です。
その後も堅実な製品展開を行っていましたが、2001年に英国の有名アンプメーカー、
Audiolab(オーディオラボ)の設立者、フィリップ・スイフト氏が合流し飛躍。
『伝統と革新』を守りつつ、より積極的な製品展開を行なうスピーカーメーカーとなりました。
その中でも『Classicシリーズ』はBBCモニターの伝統を守る、同社を代表するモデル群です。
新しい血が入ることにより、
伝統的な英国スピーカーブランドが躍進したと言う点ではHarbethも似ています。
※Harbethについては、最下部のリンクを開いてください。
2015年3月1日受注分より、表題の通り価格改定が行われます。
今回の対象モデルと価格(ペア/税別)は以下の通りです。
S3/5R2 現価格200,000円 → 新価格240,000円
SP3/1R2 現価格258,000円 → 新価格320,000円
SP2/3R2 現価格368,000円 → 新価格480,000円
SP1/2R2 現価格498,000円 → 新価格680,000円
SP100R2 現価格768,000円 → 新価格1,200,000円
また、Aシリーズは受注発注扱いとなります。
ご販売価格に関しましては、イギリス本国の在庫情報も含め、都度お問い合わせください。
オーディオスクェア藤沢店では、以下の2モデルの試聴が可能です。
※Spendor SP3/1R2
『SP3/1R2』は18cmウーハーをベースにした2ウェイスピーカー。
背面にバスレフポートを備えています。
W220mm*H400mm*D280mmという扱いやすいサイズも魅力です。
ボーカル物を主体に、アコースティクな音楽をお聞きになる方におすすめ。
個人的には、Spendorの製品の中で1番好きなモデルです。
少し明るめのサウンドが好印象で、おすすめする機会も多いスピーカーです。
※Spendor SP2/3R2
『SP2/3R2』は、これぞSpendorといったサウンド。
BBCモニター系は、それぞれブランドごとにファンがいるのですが、
有名どころは、このSpendorとHarbeth、それにRogers(ロジャース)。
Rogersは、派手なところはないけれど、堅実な女性をイメージさせ、
Harbethは、仕事の出来るセンスの良い女性をイメージさせます。
上記2ブランドが女性をイメージさせるのに対して、
Spendorは、厳格な紳士。陰影の表現力が高いのが魅力です。
『SP2/3R2』は、22cmウーハーを搭載した2ウェイスピーカー。
サイズはW275mm*H545mm*D325mm。
豊かな響きと、ハーモニーの美しさは、
現代的な高解像度スピーカーとはまったく違う方向ですが、
『何時でも、音楽がそばにある生活』をお求めなら、ぜひ候補にあげてください。
飽きの来ないシンプルなデザインも含め、リビングでの使用におすすめです。
ライバル(!?)Harbethの、価格改定のお知らせはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2015/01/harbethsuper-hl5-plus.html
オーセンティックなスピーカーをお探しなら、この2つのブランドは外せません。
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