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2015年1月24日土曜日

2月発売、新生Technics製品。昨年『音展 2014』での展示を紹介。一部訂正あり(2015/02/02)

来月2月中旬から末に発売が開始される、新生Technics製品。
『音展 2014』で展示されていた、カットモデルなどの情報をアップします。

まずは、パワーアンプの『SE-R1』の背面。


大型のスピーカーターミナルが目を引きます。
背面から見て左側に、RCAとXLRのアナログ入力が各1系統あります。
『SE-R1』はDクラスアンプですから、こちらから入力された信号は、内部でA/D変換されます。

入力に関しての最大の特徴が、センター下部にある『Technics Digital Link』の入力端子です。
ネットワークプレーヤー内蔵プリアンプの『SU-R1』は全段デジタル処理ですが、
ボリュームに関しては、デジタル領域で行うとビット落ちの危険があります。
そこでTechnicsは、音楽信号とボリューム情報を別々に送る事にしました。
このシステムにより、最大384kHz/32bitまでの信号をサポートしています。

またLR独立で伝送する事で、チャンネル間の影響を排除する事を狙っています。
入力された信号は、増幅回路の直前でPWM変換され、
高速スイッチング素子『GaN-FET』により増幅されます。


パワーアンプのセンター部に、増幅部用の大型Rコアトランスが搭載されています。
フロントパネル側の手前中央には、アナログ回路用のRコアトランスを装備。
その両側にチョークインプット方式の整流回路が配置されています。

増幅部用トランス両サイドのヒートシンクは、パワーアンプ部用の安定化電源のもの。
増幅部のヒートシンクは、筐体最後部に設置されています。
大型アンプでありながら、ヒートシンクが小型なのは、Dクラスアンプの特徴です。
Dクラスアンプと言う増幅回路から考えると、信じられないような強力な電源部です。


組み合わされるプリアンプネットワークプレーヤー『SU-R1』の背面です。


こちらにも『Technics Digital Link』の端子が。
ネットワークプレーヤー機能を内蔵していますので、
LAN入力端子と、PC入力用USB-B端子が、その下に並びます。

アナログ入力はRCAが2系統。
デジタル入力は、同軸が3系統に、光とAES/EBUが各1系統装備されています。
他社のパワーアンプとの接続の為に、RCA、XLR各1系統のプリ出力も装備されています。
ボリュームコントロールは、『SE-R1』と『Technics Digital Link』接続時のみ対応。
RCA、XLR各1系統のアナログ出力は、固定出力となっています。




こちらは、フロアー型スピーカー『SB-R1』のカットモデル。
3.5ウェイ構成との事ですので、上部の仮想同軸配置のスピーカーに、
下部2本のウーハーが最低域部を補うように鳴らされている(0.5ウェイ)と思われます。

フロントバッフルは50mm厚。
サウドパネルは8枚積層のMDFにより形成されています。

平面振動板を採用した同軸ユニットは、
ツィーターには、あの超弩級モデル『SB-M10000』にも採用された、
カーボングラファイト振動板を採用し、100kHz(-16dB)と言うワイドレンジ再生を実現しています。
ミッドレンジの平面振動板は、カーボンクロスとアルミハニカムのサンドイッチ構造。
ウーハーも、アラミド繊維と竹繊維を混ぜたパルプコーンの表面に、カーボンクロスをラミネート。
16cm径ながら、ロングストローク仕様とする事と、
最低域に於いて4基を同時に駆動させることで、20Hzからの低域再生を実現しています。


『SU-C700』は、『C700シリーズ』のプリメインアンプ。


このモデルも、『Refarence System』のセパレートアンプと同様にフルデジタル処理。
45w+45w(8Ω)という出力で、さらにDクラスアンプという事を考えると、
このモデルにも充実した電源部が搭載されている事がわかります。


実は店頭で一番話題なのが、ブックシェルフ型スピーカーの『SB-C700』


最厚部で40mmとなる、アーチを描く側板が確認できます。

ウーハー振動板は、『SB-R1』と同様に、
カーボンクロスでアルミハニカムコアをサンドイッチしています。
こちらのツィーターはアルミ製。
ボイスコイルの温度上昇を抑える為、磁気ギャップに磁性流体を注入しています。

このユニットが装着されるフロントバッフルも、
緩やかなカーブを描いている事が確認できます。


これらのモデルをご用意して、
2月11日(水・祝)の建国記念日に『Technics復活。発売直前試聴会』を開催いたします。

新生Technicsブランドのプロジェクトリーダーである三浦浩一氏が講師として来店いたします。
詳しくは、下のバナーをクリック↓



Technics専用ホームページはこちら↓
http://jp.technics.com/

また、Technicsの新製品のご購入をお考えの皆さんに、
事前登録キャンペーンがスタートしています。
詳しい内容はこちらのブログでご確認ください↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2014/12/technics.html



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