エントリーSACDプレーヤー『K-07X』の始まりはこのモデルからです。
※ESOTERIC DV-50 SACD再生対応ユニバーサルプレーヤー
ESOTERIC・『DV-50』。
SACDの他、DVD、DVD-Audioも再生可能なユニバーサルプレーヤーです。
この後、DVI-Dと言うHDMIの前身の映像出力が搭載され『DV-50s』にマイチェン。
ESOTERIC製のメカが搭載された、ステレオ出力専用モデルの『DV-60』へと進化。
その際に、DVD再生機能が省かれたSACDプレーヤー『SA-60』が登場しました。
その最新版が、VOSPメカを搭載した『K-07X』となります。
前後に強力なハリが配置された、高剛性シャーシが『DV-50』の特徴です。
ベース部の厚みは5mm。天板の厚みは6mmもありました。
なんと、重量は21.2kgに達します。
この重量級のシャーシを支えるのは、3点式のインシュレーター。
最新モデルでも使用されている、受け皿一体型焼入銅ピンポイントフットが採用されています。
※DV-50 内部構造
当時のメカはPioneer製の物をベースにしていましたが、
原型が判らない程カスタマイズされています。
現在のVOSPメカと同様に、強固な構造。
メカハウジングは厚さ4mm。その上に乗るスタビライザーの厚みは8mmもあります。
※DV-50に搭載されるメカのスタビライザー部
メインのステレオ出力は、XLRとRCAが各1系統。
マルチチャンネル(5.1ch)の出力は、別に装備されています。
映像回路も搭載されていますが、映像回路をOFFにする事も可能です。
そして『DV-50』の特徴の1つが、豊富なPCM信号のアップコンバート機能。
ESOTERICの高性能D/Aコンバーター『D-70』にも採用された、
自然で響きの美しい『RDOTモード』。フルエンシー理論による補完技術をベースにしています。
キレの良いサウンドを狙うなら『FIRモード』を選択するのも良いでしょう。
この2つのアップコンバートモードを、両方かける事も可能です(『RDOT+FIRモード』)。
『RDOT』では、44.1kHz/16bitのPCM信号を、705.6kHz/24bitにアップコンバートします。
DVD-Audioを再生する際の、48kHz、96kHz、192kHzの信号は768kHz/24bitに変換されます。
『FIR』では、全ての信号が8倍にアップコンバート。
44.1kHz/16bitは352.8kHz/24bitに。192kHzは1536kHz/24bitにアップコンバートされます。
『RDOT+FIR』では、44.1kHz/16bitは1411.2kHz/24bit。
48kHz、96kHz、192kHzは1536kHz/24bitに変換されます。
1台のプレーヤーで、リラックスして聴きたいときは『RDOT』。集中して聴くときは『FIR』。
と言うように、気分に合わせて表現を変える事が出来るのも『DV-50』の魅力です。
また、SACDはストレートにDSD変換されます。
ESOTERIC DV-50 SACD再生対応ユニバーサルプレーヤー
旧定価500,000円(税別) → 中古販売価格128,000円(税込)
再生可能ディスク : SACD、CD、DVD-Audio、DVD-Video他
音声出力
・ステレオ : RCA*1系統、XLR*1系統
・マルチチャンネル : RCA5.1ch*1系統
デジタル音声出力 : 光*1系統、同軸*1系統
映像出力
・S1/S2映像出力*2系統
・コンポジット出力(RCA)*2系統
・コンポーネント出力(RCA)*1系統
・D1/D2端子*1系統
サイズ : W442mm*H157mm*D354mm
重量 : 21.2kg
2015年9月、メーカーメンテ済み。ピックアップ交換済み。
DVI-D出力端子を装備する『DV-50s』相当へのバージョンUP済みです。
DVI-D端子はHDMIへの変換が可能です。
SACD、CDプレーヤーとして、現在でも十二分な能力があります。
HDMI入力付のTVへ接続可能ですので、
初回限定のCDに付属している、ライブDVDを高音質で楽しみたい方にもおすすめです。
付属品 : 電源ケーブル、リモコン、取説
代替箱での発送になります。
お電話でもご注文承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
『DV-50』の中古品は、完売しました。
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