HDシリーズ・『MB-2.5』という新しいスピーカーが届きました。
SCANSONICは、デンマークを代表するユニットメーカー、
SCANSPEAK(スキャンスピーク)をルーツに持つメーカーです。
HDシリーズは、SCANSONICブランドの高級機ライン。
『MBシリーズ』は、HDシリーズと言う高級機カテゴリーの最新モデルです。
※SCANSONIC MBシリーズ MB-1(左)、MB-2.5(中央)、MB-3.5(右)
試聴機がご用意できた『MB-2.5』は、現在3モデルある『MBシリーズ』の中核モデルにあたります。
※SCANSONIC MB-2.5 トールボーイ型スピーカー
※MB-2.5 ユニット
搭載されているユニットと、そのデザインを見て、
『あれ?』と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その直感は正解です。
このモデルを設計したのは、昨年まで輸入商社TiMELORDが輸入していた、
Raidho Acoustics(ライドー)のチーフデザイナー、Michael Borresen氏です。
『Raidhoのサウンドを、より多くの音楽愛好家に満喫してほしい』
というコンセプトにより開発されたのが『MBシリーズ』です。
実際に1年前にプロトタイプが発表された時、
このモデルの背後のフラッグには、Raidho Acousticsの文字が書かれていました。
シリーズの名前の由来になっているのが『MBリボンツィーター』。
高い絶縁特性を持つカプトン素材と、アルミニウムで構成された、
厚さ20ミクロン、重量0.03グラムと言う、大変軽い振動板が採用されています。
ウーハーはカーボンファイバーを使用。
ツィーターに合わせ、軽量で剛性が高く、低歪のロングストローク・ウーハーを開発しました。
エンクロージャーは、後方に向かってカーブを描いています。
更に剛性を上げる為に、カーボン材をトップパネル等に貼り合わせています。
早速『MB-2.5』をアンプに接続。試聴開始です。
縦に長いリボン型ツィーターを採用していますが、バッフル幅がミニマムな影響でしょうか、
ピシッと定位する、おいしいリスニング・ポジションは限定されそうです。
サイズ以上のエネルギー感があり、いい意味で線が太いサウンドです。
この辺りは、Raidhoを彷彿とさせます。
十二分に細かい音が出ているにもかかわらず、神経質にならず心地よいサウンドが魅力かと。
期間延長。9月14日(月)までお聴きいただけます。
SCANSONIC(スキャンソニック)
MB-2.5 トールボーイ型スピーカー 今回のデモ機です
定価500,000円(ペア/税別)
形式 : 2.5ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : カプトン/アルミニウム・サンドイッチ・リボンツィーター*1基
・ウーハー : 115mm径カーボン・コーン*2基
周波数特性 : 40Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 250Hz、3.5kHz
インピーダンス : 4Ω
サイズ : W178mm*H998mm*D286mm
重量 : 15.6kg
MB-1 ブックシェルフ型スピーカー
定価300,000円(ペア/税別)
形式 : 2ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : カプトン/アルミニウム・サンドイッチ・リボンツィーター*1基
・ウーハー : 115mm径カーボン・コーン*1基
周波数特性 : 50Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 3.5kHz
インピーダンス : 6Ω
サイズ : W178mm*H312mm*D286mm
重量 : 6.1kg
MB-3.5 トールボーイ型スピーカー
定価720,000円(ペア/税別)
形式 : 2.5ウェイ・バスレフ型
搭載ユニット
・ツィーター : カプトン&アルミニウム・サンドイッチ・リボンツィーター*1基
・ミッド / ウーハー : 115mm径カーボン・コーン*2基
・ウーハー : 165mm径アルミニウム・コーン*1基
周波数特性 : 30Hz~40kHz
クロスオーバー周波数 : 250Hz、3.5kHz
インピーダンス : 8Ω
サイズ : W178mm*H1,138mm*D286mm
重量 : 20kg
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