先月発表された、超弩級ヘッドフォンアンプ『HP-V8』を入り口付近に展示。
※FOSTEX HP-V8 真空管ヘッドフォンアンプ
まず驚きなのが、そのサイズ。
W430mm*H245mm*D416mmというサイズは、ヘッドフォンアンプの常識を超えています。
電源にKT88を使用する独自の電源システム。
出力管には300Bを使用。しかもバランス出力対応。
出力トランスは、サンスイのトランスを製造していた橋本電気社製。
等々、パーツにも、構成にもこだわった、個性の塊のような製品です。
しかも、これだけのサイズでありながら、USB-DAC等は搭載されておらず、
本当にヘッドフォンを鳴らすだけ・・・という潔さ。天晴です。
FOSTEX HP-V8 真空管ヘッドフォンアンプ
予価880,000円(税別) 11月中旬発売予定
使用真空管 : KT88、E88CC、300B
最大出力 : 2,000mW(16Ω時)
適合インピーダンス
・LOW : 16~600Ω
・HIGHT : 48~600Ω
周波数特性 : 20Hz~50kHz(±3dB)
S/N比 : 115dB
入力 : RCA*1系統
出力 : XLR(4極)バランス*1系統、Φ6.3mmステレオフォンジャック*1系統
サイズ : W430mm*H245mm*D416mm(突起物除く)
重量 : 約31kg
その他にも、新製品スピーカーのプロトタイプがずらりと並んでいました。
まずは、『NEW GXシリーズ』のプロトタイプ『GX100MB』。
※FOSTEX GX100MB プロトタイプ
エンクロージャーの仕上げを一新。
と言っても開発中のプロトタイプ。大幅に変更有との事です。
『GX100MA』と同じく、ツイーターはマグネシウム製、ウーハーはアルミ製となっています。
価格上昇を抑え、『GX100MA』を超える製品を目指して、開発が進んでいるそうです。
『GX100MB』と組み合わせて、3Dシステムを構築するサブウーハーも展示。
※FOSTEX CW200B(左上) CW250B(左下)
密閉型サブウーハーも、仕上げ等を変更して再登場の予定です。
20cmウーハーの『CW200B』と、25cmウーハーの『CW250B』のプロトタイプです。
この前まで現行だった、『CW200A』『CW250A』と共に展示されていました。
FOSTEXの代名詞ともいえる『G1300MG』も、
兄弟上位モデルの『G2000a』同じように、ピアノブラック仕上げで再登場するようです。
※FOSTEX G1300MG(PB)プロトタイプ
発売時期は未定ですが、大ヒットしたモデルだけに、再登場が待ち遠しいです。
で、もう少しで見落とすところだったのが、
まったくの新製品、ブックシェルフ型の『G1001MG』です。
※G1001MG(左) GX100 Limited右)
フロアー型スピーカーの『G1003MG』の上部を独立させた、
シリーズ最小の2ウェイ・コンパクトスピーカーであるのと同時に、
40周年記念モデルとして大ヒットした『GX100 Limited』の後継機でもあります。
フロントバッフルは緩やかにラウンドしており、高級感は大幅にアップ。
もちろん、ツィーター、ウーハー共に純マグネシウム製となっています。
いまやFOSTEXは、日本を代表するスピーカーブランドになりました。
これらのラインナップが、早くラインナップに並ぶ事を望みます。
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