実は、すでにDSDファイルをネットワーク再生できる機器が存在しています。
それは、皆さんが良くご存じの日本のメーカー、
ONKYO(オンキョー)のネットワーク対応機器達です。
ネットワーク対応CDレシーバーのCR-N755とか、
※CR-N755(S)
AVアンプの、TX-NR626などです。
※TX-NR626
もちろん上位モデルの、TX-NR727、TX-NR929も対応しています。
さらに、このAVアンプ3機種は内蔵の無線LANでもDSDファイルの再生が可能です。
(店頭にて、TX-NR626を使用しての動作確認済み)
昨年登場の、TX-NR1010、TX-NR5010の2機種は、
有線接続にてDSDファイルの再生が可能となっています。
これは、オプションの無線LANアダプターUWF-1が未対応の為で、
CR-N755も、無線LANでのDSDファイル再生は出来ません。
では、ONKYO製品でDSDファイルの再生を行ってみましょう。
ONKYOのTX-NR626を使用しての再生の様子です。
再生方法が独特で、DLNA機能は使用しません。
ONKYOのネットワーク機能の1つ『Home Media 機能』を使用します。
この機能を使用してNAS内を検索すると、
DLNAではサポートされていない為、表示されないはずのファイルが表示されます。
このDSDのフォルダーを開くと、
このように、DSDファイルが表示されます。
こちらのリストは、DSFファイルの2.8MHzのデータです。
聴きたい曲を選んで、ENTERを押すと、
このように再生がされます。
皆さん良くご存知の、2Lレーベルのモーツァルトですね。
ちなみに、こちらの再生はWi-Fi接続で再生しています。
Home Media以外にあるネットワーク機能のDLNAでは、
検索、再生はできませんのでご注意を。
データそのものは、通常のDLNA規格のNASに、
FLACやWAVファイルの音楽データと同じように収納しておけば大丈夫です。
DLNA対応のプレーヤーで検索しても、
現在のDLNA規格のNASでは、サポートしていないファイル形式(拡張子)なので、
それらのプレーヤーにとっては存在しないものとして扱われます。
もちろん、このデータはPCからは確認できますから、
USB-DACでDSDファイルを再生する時に使用する事が出来ます。
現在対応しているのは、DSFファイルのみです。
DIFFファイルは再生できません。
また、対応しているサンプリングは、2.8MHzのみです。
その他にも、AVアンプではDolby TureHDのサラウンド音声の再生も可能となっています。
ONKYO CR-N755はWebからもご購入できます。
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/CRN755S/
ONKYOのAVアンプはWebでもご購入できます。
TX-NR626
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/TXNR626/
TX-NR727
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/TXNR727/
TX-NR929
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/TXNR929/
ONKYO製品をお持ちの方は、ぜひ試してみてください。
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