そんな暑さにやられ、ご紹介するのを忘れていた新製品が・・・。
それは、『marantz(マランツ) M-CR610』。
ネットワークプレーヤー機能搭載CDレシーバーです。
※marantz M-CR610
前身モデルの、M-CR603は今からもう3年前、2010年の秋に登場していたのですね。
正直、もうそんなに経っているんだ・・・と驚いています。
M-CR603は、当時CDレシーバーとして大変人気のあったM-CR502の後継として登場しました。
まだまだ、ハイレゾと言う言葉が一般化する前に、
96kHz/24bitの音楽ファイルに対応した、本格的なネットワークプレーヤー機能を初めて搭載。
インターネット・ラジオ、NASからの音楽再生。
フロントUSB入力によるiPodとのデジタル接続等々、
現在のネットワークプレーヤー搭載レシーバーの基本を網羅していました。
ヨーロッパでの評価も高く、英国『What Hi-Fi』誌では、最高評価の★★★★★を獲得。
2011年には『BEST MICRO SYSTEM』にも選ばれています。
そんな名機と言っても良いM-CR603が、約3年ぶりにモデルチェンジ!!
『M-CR610』として、今月8月の下旬より出荷が開始されます。
デザインもmarantzの顔ともいえる、
左右対称レイアウト&3ピース構成のM-1デザインのテイストを取り入れました。
機能面での主な変更点は、
①FLAC、WAVは192kHz/24bit、Apple Losslessは96kHz/24bitまでの音楽ファイル再生に対応
②Wi-Fi(無線LAN)機能の搭載
③AirPlay標準装備
④リアにUSB-A入力を追加(フロントと合わせて2系統)
の4点となります。
②③は、とくにM-CR603現オーナーからも要望の多かった機能です。
②のWi-Fi対応は、設置場所の自由度が一気に高まるので、
これからご購入を考えている方々にはうれしい変更点ですね。
④フロントとリアに、USB-Aの入力がそれぞれ付きました。
フロントは、iPod等を必要な時だけ接続。
リアには音楽ファイルのはいったHDDを接続しておくというのも良いでしょう。
ネットワークに接続できない環境でも、CDチェンジャー的に使用できるのは魅力です。
※M-CR610リアパネル
M-CR603で好評だった、
①日本語表示可能の大型有機液晶ディスプレイとカーソルによるコントロール
②4chバイアンプ対応デジタルパワーアンプ
③光デジタル入力
④サブウーハー用モノラルRCA出力
⑤無料専用コントロールアプリ対応
は、今回もしっかり継承されています。
①はリモコンや、アプリを使用せずに選曲するときに大変便利です。
店頭でも、ささっと操作でき、この操作性の良さも3年間人気が衰えなかった理由だと思います。
②は案外知られていないのですが、
この小さな筐体に、4ch分のアンプが搭載されています。
B&WのCM1の様なバイアンプができるスピーカーを、よりハイクオリティで鳴らす事も出来ます。
また、スピーカーのインピーダンスを気にせずに、2か所で音楽を聴くことも可能です。
スピーカーの切替は、リモコンで簡単に切り替えられます。
音量調整は、リモートアプリで行えますので、
M-CR610の無い別の部屋から、NASの検索等と合わせて操作する事も可能です。
もちろん、音質面でのグレードアップも行われています。
特に、デジタルアンプで必ず必要で、音質に大きな影響を与える、
ローパスフィルターのインダクター(コイル)には、OFC(無酸素銅)を採用。
左右チャンネルの音質差を抑えるために、回路を左右対称にレイアウトするなど、
サウンドチューニングにも万全を期しています。
最初の方でも書きましたが、お盆休み明け、8月下旬より出荷開始です。
只今、ご予約受付中です。
M-CR610
定価69,300円(税込) → ご販売価格はお問い合わせください。
M-CR610 基本スペック
形式 : ネットワークプレーヤー機能搭載CDレシーバーアンプ
CDプレーヤー、FM/AMチューナー内蔵
DLNA準拠ネットワークプレーヤー機能搭載
定格出力 : 50w+50w(8Ω)
アナログ入力 : RCA2系統
アナログ出力 : 録音用RCA1系統 / サブウーハープリ出力1系統(モノ)
デジタル入力 : 光1系統
その他入力 : ネットワークプレーヤー用LAN端子1系統 / USB-A入力2系統
サイズ : W292mm*D303mm*H112mm
重量 : 3.4kg
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