体験試聴会を10月14日(土)に開催します。
TRINNOV AUDIOは2003年にパリ郊外に設立され、
録音スタジオ等の音響補正を行う機器の開発を行っている会社です。
近年は、再生する側の部屋の音響補正に関するマーケットに積極的な展開を行っています。
TRINNOV AUDIOの名前を有名にしたのは、『Dolby ATMOS』や『DTS:X』に対応した、
究極のサラウンドプロセッサー/プリアンプ『ALTITUDE 32』でした。
最大32ch分のプリアウトを搭載し、全チャンネルに対し測定、補正を行うという製品です。
もちろんステレオ用のプリアンプを搭載したモデル等もありますが、
今回の試聴会で使用する『ST2 HiFi』は、ステレオ再生時の、
部屋の音響特性の補正をメインにした、スタンダードなモデルです。
※TRINNOV AUDIO ST2 HiFi サウンド・オプチマイザー
『ST2 HiFi』の様に、マイクでテストトーンを測定し、
補正をかける製品は他社からも出ていますが、
それらと『ST2 HiFi』はひと味も、ふた味も違う製品と言えます。
今までの製品(グラフィックイコライザー)は、周波数特性のみの補正でしたが、
『ST2 HiFi』は位相特性やインパルス応答特性など、時間軸上の補正も行ってくれます。
それを実現するのに一役買っているのが、専用の3Dマイクロフォン。
※TRINNOV AUDIO 測定用マイクロフォン
4つのマイクが正四面体形状に配置されており、同時に測定。
それぞれのマイクのレベル差と、時間差を測定し、
それをもとに計算を行う事で時間軸の補正、最適化も行っているのです。
計算はもちろん自動。
最適化された音響状態をもとに、自分好みのバランスへと、
1/3oct.・31バンドのデジタルグライコを機能を使用しての調整も可能です。
また、補正、最適化を行った結果をもとに、自動的に5つのパターンをプリセットします。
内容は、
①CONFORT
・周波数補正目標をフラットではなく、低域を少し持ち上げ、中高域にかけて少し落とす
②NATURAL
・L/R両スピーカーの特性の平均値を補正目標とする
・時間軸特性は正しくしたいが、周波数特性はオリジナルを尊重する
③NEUTRAL
・すべてにわたりバランスをとる、デフォルトの設定
④PRECISION
・時間軸特性を最大限に優先するモード
⑤MONITOR
・周波数特性を優先し、最大限フラットに近づけるモード
の5パターンとなります。
さらに用途に合わせ、最適化モードを4つの中から選ぶことも出来ます。
①Amplitude+Phase
・周波数特性と時間軸特性の両方を最適化するモード
②Amplitude
・周波数特性のみを最適化するモード
③Low Range Only
・低域(出荷時は150Hz以下)の周波数特性のみを最適化するモード
④According to L&R speakers
・低域(出荷時は150Hz以下)の周波数特性を最適化
※L/R両方のスピーカーの特性の平均を目標カーブとしての最適化するモード
・時間軸の補正も行う
これらの為に、測定を何度も行う必要が無い点も魅力です。
チャンネルデバイダー機能も搭載されており、サブウーハーへの出力も可能です。
その際には、メインのスピーカーとサブウーハーの間でも、
周波数特性の最適化と、時間軸特性の最適化も行ってくれます。
『ST2 HiFi』にはデジタル入力も装備されていますが、
今回はプリアンプとパワーアンプの間の入れてのデモンストレーションを行います。
今までにない、新時代の音場補正機能を、ぜひご体験ください。
TRINNOV AUDIO 『ST2 HiFi』
~今最も進んだ音響補正テクノロジーがオーディオの可能性を広げる~
開催日 : 10月14日(土)
開催時間 : 14:00~16:00 ※約2時間を予定しております。
開催場所 : オーディオスクェア藤沢店試聴室
<使用機器>
TRINNOV AUDIO
・ST2 HiFi : デジタル・サウンド・オプチマイザー
Accuphase
・DP-720 : SACDプレーヤー
・C-2850 : プリアンプ
・A-70 : 純A級パワーアンプ
Bowers&Wilkins
・803D3 : フロアー型スピーカー
お席のご予約はこちら↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfBZbkmacUI5pG6oAjkVsu6sG420t7w_plYAJAWpwiM0pGtGQ/viewform
お電話でもお席のご予約承ります。
オーディオスクェア藤沢店 TEL 0466-31-0603
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