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2018年6月17日日曜日

【OTOTEN 2018】ハーマンインターナショナルのブースでは、JBLとREVELから、この夏から秋にかけて登場予定のスピーカーが展示されていました。

6月16日(土)、17日(日)の2日間、
東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された『OTOTEN 2018』で、
気になったモデルをご紹介させて頂きます。


まず1回目は、ハーマンインターナショナルから発表されたスピーカーをご紹介します。
何年か前までは『東京インターナショナル・オーディオ・ショウ』に参加していましたが、
現在では『OTOTEN』が新製品のお披露目となっています。

今回はJBLからエントリーシリーズと、
歴史的名機を現代の技術で復活させた『L100 Classic』、
REVELからは、昨年末より参考デモンストレーションが行われていた、
『PERFORMA Be Series』が正式発表されました。


まずは、7月末より発売開始の新しいエントリーモデル『STAGE Series』。


※JBL STAGE Series NEW 7月末発売開始予定

先ごろ完了となった『ARENA Series』の後継モデルとなります。

ツィーターはアルミニウム製振動板を採用し、
フロントにショートホーンを組合せ指向性をコントロールした、本格的な設計です。
ツィーター部はブラック仕上げで、その他の部分は赤い木目調。
価格を考えると、かなりしっかりとした仕上げとなっています。
『ARENA Series』は、トールボーイ型、ブックシェルフ型、センター用、サブウーハーが、
各1モデルづつの合計4モデルの展開でしたが、
『STAGE Series』は合計6モデルと充実したシリーズとなります。

トールボーイ型は2モデル。
20cmウーハーを2基搭載した2.5ウェイの『STAGE A190W』(予価90,000円/ペア/税別)、
16.5cmウーハーを2基搭載した2.5ウェイの『STAGE A180W』(予価70,000円/ペア/税別)。
ブックシェルフ型も2モデル。
13.3cmウーハーを搭載した『STAGE A130W』(予価25,000円/ペア/税別)、
11.4cmウーハーを搭載した『STAGE A120W』(予価20,000円/ペア/税別)。

こちらに、シアターシステムへ発展できる、
センタースピーカー『STAGE A125CW』(予価25,000円/1本/税別)と、
サブウーハー『STAGE A100PW』(予価35,000円/1台/税別)が加わります。
センタースピーカーは13.3cmウーハーを2基搭載。
サブウーハーは25cmウーハーを出力150wのアンプでドライブします。

フロントにトールボーイ型を使用して5.1ch分スピーカーをそろえた場合、
『STAGE A180W』ベースで合計150,000円(税別)から、
『STAGE A190W』ベースでも合計175,000円(税別)からと、
価格面でもうれしいシリーズとなっています。

また小型モデルの『STAGE A130W』であれば、サラウンド用ではなく、
ステレオ再生用のエントリーモデルとしても、十分に使用出来そうです。


JBLからはもう1機種。
30cmウーハーを搭載した『L100 Classic』が参考出品されていました。
こちらは、既にアメリカのショウでも参考出品されています。


※JBL L100 Classic 30cmウーハー搭載スピーカー 参考出品

デザインモチーフは1970年代初頭に発売されていた『L100 Century』。
このモデルはプロ用の『4310』を、家庭用にリデザインしたモデルでした。

今回も特徴的なデザインを復刻しています。


※JBL L100 Classic グリル装着時

グリルの四角いパターンの1か所に『JBL』のロゴが埋め込まれています。
サランネットは展示のオレンジの他に、
ブラックとブルーの、合計3色展開される予定との事です。


ウーハーは『4312SE』、『4429』に搭載されている、
30cm口径の高性能ウーハー『1200FE-8(4312SEは8W)』を採用。
ツィーターは『4312SE』のアルミ・マグネシウム合金から、チタンに変更されているそうです。
サイズ的には『4312SE』より、一回り大きいモデルです。
突板も木目がきっちりと出たきれいな仕上げです。
アメリカで発表されている予価は4,000ドル程度との事です。
また設置されていたスタンドは専用品で、
アメリカ・CESで展示されていたものとは全く別のモノでした。

会場でのお客様の声等も参考に、細かな仕様をさらに進化させていくそうです。



REVELの『PERFORMA Be Series』も正式発表されました。
今春発売開始予定でしたが、正式発売は10月からとなりました。


※REVEL PERFORMA Be Series NEW 10月発売開始

ツィーターにベリリウム振動を採用した高級機シリーズです。
20cmウーハーを2基搭載した3ウェイの、
トールボーイ型スピーカー『F228Be』が定価1,160,000円(ペア/税別)、
16.5cmウーハーを搭載したブックシェルフ型スピーカー『M126Be』が、
定価430,000円(ペア/税別)となりました。

仕上げは4色。


ピアノ調仕上げのブラック、ホワイト、グロス仕上げのウォールナットの他、
自動車の塗装を思わせる、特徴的なメタリック・シルバー(左)もラインナップされます。

『F228Be』のご紹介はこちら↓
https://nojima-audiosquare.blogspot.com/2018/02/revelf228be3.html




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