『昔あった、5.1ch入力付のプリアンプって、今、出てないの?』
と、きかれる事が増えてきました。
背景には、OPPOのBDP-105JPの登場が絡んでいます。
※OPPO BDP-105JP BDプレーヤー
このBDP-105JPは、BDプレーヤーでありながら、
あらゆるデジタル音声をコントロールする、デジタルセンター的な機能が豊富なのです。
デジタル外部入力から入力された、DolbyDgitalやdtsの音声もデコードして、
5.1ch(最大7.1ch)で出力する事が出来るのです。
もちろん、単体のプレーヤーとしても、SACDのマルチまで対応しています。
しかも、搭載されるD/AコンバーターのチップはESS社のES9018。
更に、外部入力された映像のアップコンバート機能まで・・・。
ここまで高性能なプレーヤーであれば、AVアンプを使用せずに、
プリアンプにアナログ5.1ch用の入力がある製品があれば・・・と思われる方が増えて当然です。
そんな方にオススメなのが、今回入荷したAccuphaseの『CX-260』。
6chのアナログ入力を装備した、マルチチャンネルとステレオを橋渡しするプリアンプです。
※Accuphase CX-260 マルチチャンネル入力対応プリアンプ
マルチチャンネル用6ch入力を2系統装備しています。
各チャンネルの細かな音量調整は、
バランス調整用つまみの上にある調整つまみでコントロール。
センタースピーカー、サブウーハーが置けない、置きたくない方の為に、
6ch→4chのアナログダウンミックス機能も搭載されています。
そして、このモデルの最大の特徴は、ステレオ再生時。
6ch入出力機能があるということは、ラインアンプを『6回路搭載している』ということです。
※Accuphase CX-260 MCS回路原理図
ステレオ再生時には、このラインアンプを、
左右各3回路づつ並列動作させる、『MCS回路』を採用。
SN比、歪率を大幅に改善する事に成功しました。
(このMCS回路は、最新のAccuphaseアンプにも採用されている回路です。)
ステレオプリアンプとしての能力は、同社が約半年遅れで発表したC-245と同等です。
OPPO BDP-105JPのように、
マルチチャンネル出力とステレオ出力を独立させたプレーヤーのオーナーにとっては、
それぞれの出力を最大限に活かせる設計となっているのです。
SACDのマルチチャンネル再生の初期に登場した製品ですが、
今だからこそ、そのありがたみがわかる製品ではないでしょうか。
Accuphase(アキュフェーズ) CX-260 マルチチャンネル入力対応プリアンプ
定価380,000円(税別) → 中古販売価格158,000円(税込)
完売しました。
基本スペック
アナログ入力 : RCA6ch入力2系統、RCAステレオ入力2系統、XLRステレオ入力2系統
テープ用入出力 : RCA2系統
プリアウト : 6ch出力RCA、XLR各1系統
サイズ : W475mm*H150mm*D405mm
重量 : 17.5kg
付属品 : リモコン、取説、電源ケーブル
今回の中古品は、リモコン新品です。元箱ありません。
また、オプションスロットに、LINE入力増設ボード『LINE10』が装着済みです。
セレクターに小さな当て傷。その他サイド後部に小傷がありますが、全体にきれいな個体です。
▽△
0 件のコメント:
コメントを投稿