arte『ピラミッドシーリング』をご紹介しました。
紹介したブログはこちら↓
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2013/11/arte.html
今回は、壁面用のルームチューニング・アクセサリーをご紹介します。
※Vento SQUARE (ベント スクェア)
arteと同じく、Escar(エスカート)から発売されている『Vento SQUARE』と言う製品です。
サイズは1枚、W250mm*H250mm*D30mm。
重さは380gと、コンパクト&軽量な製品です。
ベースに東京ブラインド工業の吸音フェルト『フェルトーン』を使用しています。
表面の木目調パネルで音を拡散。
すき間から中に入った音は、フェルトーンで吸収される仕組みです。
一か所で効率よく吸音と拡散が行えるハイブリッドタイプであることが魅力の製品です。
※Vento SQUARE 設置場所例
メーカー推奨の設置場所は主に3か所。
①スピーカーの間の壁面(スピーカー背面の中央)
②左右の壁(一次反射)
③リスニングポイントの後方
①のポジションは主に定位の向上に有効です。
また低域の余計な響きが無くなり、音程がより明瞭になる事が多い場所です。
スピーカーをあまり前に出せない時には特に有効です。
②は、ルームチューニングの基本の場所。
部屋のフラッターエコーが抑えられ、音の濁りがなくなり、空間の広がりが加わります。
③は背面からの反射を抑えるために。
一般的な部屋では背後の壁が近く、ダイレクトな反射音が耳に入ります。
ここに使用する事で、背後の空間が広がったような効果があり、リズムのキレが向上します。
Vento SQUAREの魅力は、そのサイズにもあります。
今までの多くの製品は、1つ1つのサイズが大きく、部屋に置くことができなかったり、
それぞれが吸音、拡散の専用品であり、
特に吸音系の物は音を吸いすぎて、躍動感が損なわれたりしました。
これはある意味仕方が無い事で、過去の製品の多くが、
スタジオや大型のリスニングルームや音楽練習室での使用を前提としたからです。
一般的なリスニングルームである、6~12畳程度の部屋での使用を前提にした、
コンパクトな製品は、最近までほとんどありませんでした。
Vento SQUAREはあえて小さいサイズにすることで、
使用する数をコントロールして、より理想的な環境を作りやすくしています。
例えば、スピーカーの側面の一次反射の場所であれば、
スピーカーのサイズが小さいブックシェルフ型の場合は、
スピーカーの高さに合わせて、縦横2枚づつの計4枚設置(設置面積W500mm*H500mm)。
フロアー型であれば、下部のウーハー部に合わせて、
あと2枚追加で計6枚設置(設置面積W500mm*H750mm)。
などと言うように、状況に合わせて数をコントロールしてください。
※Vento SQUARE 仕上げ
仕上げはオーク調と、新色のホワイトウッド調の2色展開。
Vento SQUARE 基本スペック
サイズ : W250mm*H250mm*D30mm
重量 : 380g
付属品 : 取付け用ピン
こちらの製品は、2個入りセットと6個入りセットがございます。
Webからもご注文いただけますので、下記のリンクよりどうぞ。
製品名 / カラー セット個数 : 定価
SQ-OK / オーク調 2個入り : 9,400円(税別/9,870円税込)
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/SQOK/
SQ-OK-3P / オーク調 6個入り : 26,400円(税別/27,720円税込)
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/SQOK3P/
SQ-WH / ホワイトウッド調 2個入り : 9,400円(税別/9,870円税込)
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/SQWH/
SQ-WH-3P / ホワイトウッド調 6個入り : 26,400円(税別/27,720円税込)
http://online.nojima.co.jp/front/commodity/2/SQWH3P/
6個入りセットですと、1個あたり4,000円以下で購入できますのでので、
コストパフォーマンスは抜群です。
軽い製品なので、付属のピンで簡単に壁面に取付けられます。
まずは1セット購入して、徐々に数を増やしていくと良いでしょう。
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