オーディオスクェア藤沢店では、ドイツ・clearaudioのエントリーレコードプレーヤー、
『concept MM-Package』の展示を開始しました。
※clearaudio concept MM-Package ベルトドライブ式レコードプレーヤー
clearaudioはドイツを代表するアナログ関連製品を多く開発しているメーカーです。アームや、モーター等を多くのメーカーにOEM供給している事でも有名です。
※marantzのレコードプレーヤー『TT-15S1』や、McIntoshの『MT10』等が有名です。
『concept』の本体は、アルミ削り出しフレームにMDFを組合わせ、
トッププレートにはプラッターと同一素材であるポリオキシメチレン(POM)を使用する事で、
共鳴をコントロールしています。
3点支持の脚部と合わせ、ラック等からの振動を上手くキャンセルしています。
この事は再生中にプレーヤーを設置しているラックを、指で少々強めにトントンと叩いても、
その振動が再生音に乗らない事からも確認できます。
モーターには高精度なDCモーターを採用。
ベルトをかけるサブプラッターは樹脂製。メインプラッターはPOMを使用いています。
搭載させるアームは、マグネットベアリングを採用したトーンアーム『Verify』相当品。
ハウジング内のマグネットと、トーンアームが常に引き付け合いながら、
テンションワイヤーにより引っ張られた状態でアームがフローティングされています。
またこのマグネットがもつ磁界から生まれる磁力の粘性とも言えるものが、
アームに適度なダンピングを持たせている様で、溝への追随性がアップしている様です。
『concept MM-Package』に付属するカートリッジもなかなかの実力機『concept MM』。
※concept MM MM型カートリッジ
ボディはアルミ・マグネシウム合金製。
マグネシウムが持つ高いダンピング性を活かし、振動を高レベルで抑え込んでいます。
『concept』はシンプルなデザインながら、
使いやすさと高音質を高いレベルで両立しています。
回転数の切替もトッププレートの左手前のスイッチで簡単に変更できます。
また、工場出荷時にすべての調整がされており、
購入者は水平な場所に設置した後、サブプラッターにベルトをかけ、
メインプラッターをセットするだけですぐに再生を楽しむ事ができます。
インサイドフォース・キャンセラーの調整はアーム下部にある為、
カートリッジ交換時には若干苦労するかも知れません。
が、取り付けられているカートリッジがかなり優秀なので、
変える必要はほとんどないかなぁ、と言うのが聞いてみての正直な感想です。
clearaudio concept MM-Package ベルトドライブ式レコードプレーヤー
定価198,000円(税別) MMカートリッジ標準装備
駆動方式 : ベルトドライブ
ドライブユニット : 半独立型DCモーター、ローノイズベアリング
対応回転数 : 33・1/3、45、78回転
プラッター : 30mm厚ブラックカラー高密度POM製
ベアリング : 強化スチール研磨ベアリング、ブロンズプレート、テフロンミラーコーティング
スピード許容誤差 : ±0.04%
トーンアーム : フリクションフリー/マグネットベアリングタイプ
サイズ : W420mm*H140mm*D350mm
重量 : 7.5kg
付属カートリッジ : MM型カートリッジ・concept MM
適正針圧 : 2.2g推奨(1.8~2.6g)
出力電圧 : 3.3mV(1kHz、5cm/s)
カンチレバー : アルミ製
自重 : 8.4g
針交換価格 : 21,000円(税別)
『concept MC』カートリッジを標準装備させた、
『concept MC-Package』定価258,000円(税別)もラインナップされています。
オプションで筐体全体を覆うダストカバー(定価30,000円/税別)もご用意されています。
オーでイオスクェア・トレッサ横浜店には、
イタリア・Diapason社のブックシェルフ型スピーカー『Karis』の展示を開始しました↓
https://yokohama-audiosquare.blogspot.jp/2017/10/karis.html
オーディオスクェア幕張新都心店には、
イギリス・E.A.R.社の真空管プリメインアンプ『EAR 8L6』の展示を開始しました↓
http://makuhari-audiosquare.blogspot.jp/2017/10/ear8l6.html
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